
2019年の募集要項ではTOEIC550点、英検2級の英語力が求められていました

外資系でそれだけ?チョロいやん

550点は書類審査の足切りじゃないかな。
日本人の同僚を見渡した時、英語のレベルは高かったよ。留学経験者や帰国子女が多かった。
英語がそこそこの子は、韓国語がペラペラだったね。
この記事では以下のことがわかります
✓韓国系CAになるための英語力
✓英語を話す上で注意したいこと
✓管理者がどのように英語を学習したか
✓受験時に必要な韓国語能力と、就労後の韓国語力
英語力
TOEIC
実際仕事をする上で、TOEIC800点あるとまず安心だと思います

800点ってえらい簡単に言うんやな
ソウルでの2ヶ月間の訓練は全て英語。数日に1度、確認テストが行われるのですが、そのテストも英語。確認テストの点数が基準を下回ると、採用試験に受かっていても帰国させられます。
私はTOEIC800点を超えていましたが、それでも訓練についていくのは必死。
実際のフライトでは、英語を母国語とするお客様に接することも多いので、英語でクレーム対応ができる状態であることが求められると思います。
✔ 本当にTOEIC550点レベルの英語力であれば、採用後の訓練で生き残るのは難しい
✔英語で生活できるレベルの会話力が必要
ただ、英語力が少し足りないかと思う同僚は、韓国語がペラペラでした。
どうやって英語を勉強したか?

中学時代 5段階評価の「3」。至って普通。英語にも外国にも興味のない中学生でした。

高校時代 母親から「国際化の時代だから」と駅前留学のNOVAに行かされました。外国人講師しかおらず、日本語が話せる講師も、日本語を使う事は一切ありませんでした。
「テキスト○ページを開けて」と英語で言われても分からないレベルでした。一番下の級からのスタート。でも、母親は辞めさせてくれず、泣く泣く3年通学しました。

NOVAの先生は全員外国人だから、何とか伝えようと英語で必死で考える事が良かった。
レベル別になっているので、他の生徒と一緒になっても萎縮する事はなかったよ。
英会話はすぐに会得できないから、少しずつ積み上げることをオススメする!
すると、ある程度の語学力が付き、同じ英会話学校に通学している年配の女性からある語学学校を勧められました。3年間通学したのだから、一度日本を出て見たら?と。

外国へ行ってみる、自分で手配する
英会話学校で出会った女性が行ったイギリスの語学学校に1ヶ月間行きました。エージェントを通さず、自分で学校に申し込み、飛行機等移動の手配もしました。
その一つ一つの行動が英語力の向上に繋がります。

日本語が使えない環境に身を置く
私は大学時代に1年間アメリカに留学をしています。しかし、英語力の伸びで言うと、イギリスに1ヶ月滞在した時のほうが伸びました。
イギリスにいた時、その学校では一切母国語を使用してはいけないというルールがありました。
どんな環境であれ、日本語を使えない環境に身を置くことで英語力は確実に伸びます!
私は、イギリス北部の湖水地方にあるNab Cottageに1ヶ月滞在していました。夏期は語学学校、冬季はB&Bとして運営されています。英語のイントネーションやリズムなどを叩き込まれたので、発音は当時とても上達しました。
ヨーロッパからの学生も多くいました。生徒と共同生活をしながら、自然の中で英語を学ぶ。とてもいい機会でした。
英語を話す上で注意する事
面接で時々見かけるのですが、【大げさなジェスチャーをする受験者】
海外での経験が長かったのか、身振り手振りをした大きなジェスチャーや、肩をすくめたりする方を時々見かけました。外資系の航空会社では、外国語が堪能かつ、日本人らしいサービスが提供できる人材が求められています。
面接が進んでいくと、大きなジェスチャーをする受験生はいなくなっていました。
自分が英語を話す時の様子は客観的に確認してみたほうが良い
韓国語

受験時
私が受験した時は、韓国語力が全く求められていませんでした。しかし、近年韓国ブームもあるので、受験時には簡単な自己紹介ややり取りができればプラスになるかと思います。
仕事が始まると

ソウルー諸外国の乗客は9割韓国人。英語ばかり使って仕事をしていると、同僚の韓国人から怒られることがあります。「どこの国の会社だと思ってるの!」と。
機内で使う韓国語は大体決まっています。分からない韓国語は都度、同僚に確認していました。半年もすれば、機内で使う韓国語はある程度できるようにはなります。
韓国語ができること、理解しようと努力する事で、韓国人の同僚とも良好な関係を築くことができます
私は日本で最初独学で勉強をしていましたが、会話での学習をしたいと思い、休みの日には韓国語学校に行っていました。
おわりに

アジア系航空会社は英語力が低くても大丈夫と思われがちです。確かにヨーロッパ系の航空会社に比べるとハードルは低い印象です。
しかし、欧米のお客様を相手に会話をする事も多く、結局は日本語でサービスしている事が英語でも表現できることが必須。
合格した人は皆、英語が堪能な日本人らしい人達でした。